残業100時間の会社で5年働いた僕が、辞める前に知りたかった7つの考え方。
1. 「みんなそうだから」は、根拠にならない
僕の会社では、朝7時半に来て23時に帰るのが全員でした。
先輩は「俺の頃はもっと酷かった」と笑っていました。
でも、その先輩も、隣の席の同期も、外の会社を知りません。
同じ部屋にいる人の意見は、何人集めても1つの意見です。
比べる相手は社内ではなく、労働基準法と、他社の求人票です。
2. 給与明細を「時給」に直す
月給を、実際に働いた時間で割ってみてください。
僕の場合、残業100時間で残業代の欄は「みなし残業30時間分」の固定額だけ。時給に直すと、近所のコンビニより低かった。
この計算をした日が、転職を考え始めた日です。
数字にすると、「まあ普通かな」が消えます。
時給に直したら、コンビニより低かった
3. 辞めることは、裏切りではない
「今辞めたら迷惑がかかる」「育ててもらった恩がある」。
僕もそう思っていました。
でも会社は、あなたが倒れたら翌週には代わりを募集します。それが会社という仕組みです。
恩を返す方法は、居続けることではなく、引き継ぎを丁寧にやることです。それで十分です。
4. 「転職できない」のではなく、「転職の仕方を知らない」だけ
営業しかやったことがない僕が、IT企業に行けるとは思っていませんでした。
最初の1か月、書類で11社落ちて「やっぱり無理だ」と思いました。
無理だったのは僕ではなく、「営業」としか書いていない職務経歴書でした。
書き方を変えたら、通りました。
できないと思っていることの大半は、やり方を知らないだけです。やり方は、知っている人に聞けば無料で教えてもらえます。
5. 不採用は「あなたの否定」ではない
面接で9回落ちました。最初は毎回、自分の人格を否定された気分になりました。
でも後から分かったのは、落ちた理由の大半が「答え方」だったということです。
転職理由で前職の愚痴を言った、志望動機が薄かった、質問と違うことを答えた。
不採用は「この答え方では通らない」というデータです。人格の評価ではありません。データなら、直せます。
6. 年収が上がらなくても、転職は成功
僕の転職は、年収がほぼ横ばいでした。
でも残業は100時間からゼロになり、有給は100%消化できるようになりました。
年間1,200時間が戻ってきた。時給に直せば、年収は倍以上になっています。
「上がった・下がった」は、年収だけで測らないでください。
7. 動かないことにも、コストがある
転職にはリスクがある、とよく言われます。本当です。
でも「今の会社に居続ける」ことにも、同じだけリスクがあります。
- 市場価値を知らないまま歳をとる
- 残業で失った時間は、戻らない
- 「辞めたい」と思いながら働く毎日そのもの
僕は5年、動きませんでした。その5年は戻りません。
動くリスクと、動かないリスクを、同じ天秤に載せてください。
最後に
この7つを読んで、「自分の会社は普通じゃないかもしれない」と少しでも思ったなら、
それが答えです。
すぐに辞める必要はありません。
まず、自分の市場価値を知ることから。転職エージェントの面談は、転職しなくても受けられます。
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